• CONCEPT
    コンセプト
  • DESIGN
    デザイン
  • NAMING & LOGO
    ネーミング & ロゴ
  • CREATIVE TEAM
    クリエイティブチーム
  • MEISTER TEAM
    マイスターチーム
  • LOCAL to TRAIN
    街を繋いできたレールは人をつなぐ時代へ
    電車は、これまで、地域の足として、みなさまの生活を支えてきました。

    これからは、沿線のまちの魅力を乗せ、人と人、人とモノ、人と体験をつないでいきます。

    THE RAIL KITCHEN CHIKUGOは、人が集まり、人がつながり、まちを再発見できる、
    そんなスペースとして、まちの魅力を発信していきます。
  • 西鉄が、沿線の食材で自慢の手料理をふるまう。
    ちょっと特別で、でも誰かの家に招かれたように落ち着く、そんな場所。

    外装は、キッチンクロスのイメージから。美味しさと清潔感を表現しています。
    車両は、窯を中心としたキッチンと、ダイニング車両の3両編成52席です。八女の竹を使用した竹編みの天井、いぶし銀が美しい城島瓦、家具のまち大川の家具、アーティストが描く筑後川など、沿線の地域資源をインテリアとして施しています。
    筑後の文化や暮らしを感じながら、ゆっくりとお楽しみいただけます。
  • CHIKUGOの魅力を詰め込んで
    美味しい食事と、舞台となる地域が連想できるよう、
    「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」と名づけました。
    筑後地域のまだあまり知られていない魅力、新しい魅力を発見、発信することで筑後はCHIKUGOへ。

    いちご、ぶどう、お酒、柳川の川下り、大牟田の世界遺産・・・
    ロゴには、筑後にまつわるモノやコトを詰め込み、
    「食べる」「飲む」「集う」というプリミティブな楽しみを表現しました。
    何が詰まっているのか、探すのも楽しいロゴデザイン。
    みなさまに、筑後の魅力を存分に味わっていただけますように。
  • 地域の新しい魅力を引き出すスペシャリストたち
    筑後の新しい魅力を引き出し、伝えるため、各ジャンルのスペシャリストの力を結集しました。
    スペシャリストの強いこだわりと地域との融合が、これまでにない新しい価値を作り出します。
    TOTAL PRODUCE
    トランジットジェネラルオフィス
    代表取締役 中村貞裕が 2001年設立。アパレルブランドとのカフェやレストランなど約90店舗を運営。台湾発世界一のかき氷「ICE MONSTER」、NYで行列の大人気ペイストリーショップ「DOMINIQUE ANSEL BAKERY」など海外の人気ブランドを日本に上陸させている。また、博多発祥、うどん居酒屋「二○加屋長介(にわかやちょうすけ)」を東京・中目黒に出店。その他、シェアオフィスやホテル、鉄道などのプロデュースを行い「カルチャーエンジニアリングカンパニー」としてプロデュース、オペレーション、イベント、不動産のグループシナジーにより、日本になかった新しいカルチャーや話題のスポットを生み出している。2017年「外食アワード」にて外食事業者部門を受賞。
    INTERIOR DESIGN
    ランドスケーププロダクツ
    1997年に中原慎一郎を中心に結成。1940~60年代のモダンデザインをルーツに家具の製造販売をスタートし、2000年には渋谷区神宮前にて「Playmountain」 をオープン(現在は渋谷区千駄ヶ谷にて運営)。同年法人化するとともに、その後は住宅・オフィス・店舗の内装デザイン、直営店展開、生産卸、エキシビションやイベントのプロデュース/ディレクション、編集/出版、ブランディングと活動範囲を広げる。2017年2月には、サンフランシスコに「Playmountain EAST」をオープン。
    EXTERIOR & LOGO DESIGN
    福岡 南央子
    1976年兵庫県生まれ。グラフィックデザイナー。2010年woolen(株式会社ウーレン)設立。2008年JAGDA新人賞・パッケージ賞、東京ADC賞、2009年日本パッケージデザイン大賞金賞受賞、2011年TDC賞ノミネート。2017年 TOP AWARDS ASIA APRIL/AUGUST 受賞。2014年woolen pressスタート。ブランディング、パッケージや書籍などグラフィックデザインを基軸に制作を行っている。
    ILLUSTRATION
    鹿児島 睦
    福岡市生まれ。陶芸を中心に国内外でのデザインワーク、アートプロジェクトへの参加など活動多数。
    2017年個展:台北<小器>、LA<chariots on fire>、東京<doinel><森岡書店>、福岡<太宰府天満宮/三菱地所アルティアム>他、企画展参加など。
    2017年コラボレーション:英国<John Julian><Donna Wilson>、フィンランド<LAPUAN KANKURIT>、スウェーデン<keramic studion>、東京<ほぼ日>、神戸<ファミリア>、伊勢丹新宿<Meets (イイホシ ユミコ)>、鎌倉<Romi - Unie Confiture >、京都<一澤信三郎帆布>、他
    MUSIC
    BAGN
    企画・ディレクションカンパニー。社名であり活動の全てに共通するキーワードは、 BE A GOOD NEIGHBOR(良き隣人になろう) 。このテーマの元、ローカルを見つめ、クリエイティブなコンテンツを編集/ディレクションすることで、日本全国でジャンルを越境した多彩な場づくりに携わっている。LandscapeProductsのグループとして 2014年に設立後、鹿児島で毎年主催している GOOD NEIGHBORS JAMBOREEをはじめ、全国各地で行われるフェスティバルやイベント、マーケット、パブリックプレイスの企画/ディレクション、ショップやホテルなどのプロデュース、企業や自治体のコミュニケーションデザインなど、現在その活動は多岐に渡る。
  • 地域の魅力を支えるマイスターたち
    筑後には、農林水産物や伝統工芸品をはじめ、素晴らしい地域資源があります。
    列車内でインテリアや食材などに、多くの地域資源を使用しています。
    強い意志と巧みな技術で支える人たち。その、秘められたこだわりや想いを知ることで、より深く味わえます。
    井上らんたい漆器
    井上 正信
    明治時代創業で3代続いている井上らんたい漆器で、編み手として製品を作っている。先代は昭和天皇のご即位式で使用された屏風を製作した歴史をもつ。現在では数少なくなった久留米籃胎漆器の伝統の技を守りながら、展示会で全国を周り、後世への継承にも取り組んでいる。
    列車の天井面には八女産の竹を使用した竹編み生地が使用されている。井上らんたい漆器が守り続けている久留米籃胎漆器の伝統的な技法を見ることができる。

    ※久留米籃胎漆器とは、竹を網目状に編みあげ、漆を塗り重ねて作られる漆器。福岡県知事指定特産工芸品・民芸品

    城島瓦協同組合
    渋田 良一
    城島瓦協同組合の渋田瓦工場で瓦製造に携わる。
    全盛期には120もの瓦製造者がひしめき合っていた城島地域だが、近年では瓦製造者が著しく減少。そんな中、従来の屋根瓦だけでなく、敷瓦やタイル状の瓦など屋内外の様々なシーンで利用可能な瓦づくりに挑戦しながら、伝統ある城島瓦を守り続けている。列車内の壁材として採用されたのは、渋田瓦工場の代表・渋田良一氏が創りだす新しいスタイルの城島瓦。列車デザイナーの要望に応え、城島瓦の特徴である光沢が美しいいぶし銀に加えて、赤みを帯びた素焼きのものなど、他では珍しい色彩のものを製作し、デザイン性を高めている。

    ※城島瓦のなかでも、屋根の端を飾る鬼瓦は、「城島鬼瓦」として福岡県知事指定特産工芸品・民芸品に登録

    大川家具
    株式会社ワンズコーポレーション(テーブル)江口堅太郎
    有限会社平田椅子製作所(椅子・ソファ)古川徹至
    有限会社大栄産業(別注家具)西英樹
    株式会社佐藤木材(材料調達)佐藤元昭
    材料の調達から製造まで列車内の家具や建具を担当した、この列車のための特別チーム。家具のまち大川で培われた職人技とチームワークで、「家に招かれたような、くつろげる空間」という車両のデザインコンセプトを体現し、列車の中とは思えないような温かみのある空間をつくりあげた。
    藍染や草木染、墨染などといった天然染料を100%使用した伝統の染色技術で染め上げる、大木町にある染工場。天然染めならではの味わいある色と着心地のよい天然素材にこだわり、工房で一枚ずつ手染めしている。企業のOEMに加え、数年前より自社で企画、染色したアパレルブランドの展開も行っており、海外でも注目を集める。
    THE RAIL KITCHEN CHIKUGOでは、宝島染工で染め上げられたさまざまな柄の布を額装し車内のインテリアとして使用している。
    下川織物
    1948年創業、八女市にて久留米絣を製造している。最盛期には数百あったといわれる久留米絣の織元は、減少を続け、生産者の減少や後継者不足が深刻である。下川織物では未来を見据え、さまざまな柄を独自に作り、久留米絣には珍しい無地の生地も製作。伝統的なものから、チェックやストライプなどといった現代の洋服でも使えるような柄など、優に100を超えるさまざまなパターンを作り出している。
    THE RAIL KITCHEN CHIKUGOの車内では、下川織物で織られた久留米絣をクルーが着用する制服に使用するほか、額装し織物をインテリアとしても使用している。

    ※久留米絣は、括り(くくり)技法による糸の染め分けでさまざまな柄の表現を可能にする先染め織物。国の重要無形文化財であり、経済産業大臣が指定する福岡県の伝統的工芸品。

    クロキビズポークルーム
    黒木雄平
    みやま市ののどかな田園地帯にある創業46年の仕立屋で、オーダーメイドのスーツ、シャツ、靴を製作している。サイズを測って体に合わせるだけでなく、着るシーンをイメージしながらお客さまと一緒に考え細部までコーディネートし、こだわって作り上げていく。地元の工芸を後世に残すよう、久留米絣を使用したタキシードやジャケットなどにも力を入れている。
    THE RAIL KITCHEN CHIKUGOのシャツとベストを制作。ベストの前身頃、シャツの前立てと剣ボロの部分に久留米絣をあしらい、シャツは数種類の柄違いをつくることで遊び心を出している。

    ※久留米絣は、括り(くくり)技法による糸の染め分けでさまざまな柄の表現を可能にする先染め織物。国の重要無形文化財であり、経済産業大臣が指定する福岡県の伝統的工芸品。

    日月窯
    陶芸家 福村龍太
    うきは市吉井町にある日月窯の2代目。自然の素材を生かし、土を薪で焼くシンプルでごまかしが効かない技法で土と向き合う。大きな登り窯で焼く作品は、豪快かつ落ち着きがあり、近年、東京や福岡をはじめ、海外からの評価も高まっている。
    THE RAIL KITCHEN CHIKUGOの車内で提供する料理の、野菜のプレート、肉のプレートで使用するプレートを制作。手の込んだ工程で1枚1枚作られたこのプレートは、釉薬を使い、金属にも似た独特な質感を持ち、経年での色合いの変化が楽しめる。
    広松木工株式会社
    広松木工株式会社は、家具のまち大川市の家具メーカー。自然オイル仕上げなど木材の美しさを活かし、使い手によって深められる素材の経年変化による味わいを大切に、シンプルかつ機能的な、手に馴染む道具としての「家族の家具」を作り続けている。
    THE RAIL KITCHEN CHIKUGOの車内で提供する旬野菜のピザに使用するプレートや酒器をのせるトレイを制作している。オーバルの形が美しいピザのプレートは、ジョイントの部分がデザインのポイント。脚をつけて食器の高さを変えることで、狭い列車での提供に支障がない工夫もしている。
    翁明窯元
    1983年、鬼丸翁明が小石原焼の窯元として開窯。小石原焼は、飛び鉋や刷毛目などといった独特の模様を持ち、日々の暮らしを彩る日常雑器の代表格として親しまれている。マットな質感や、水玉・ドット模様などの翁明窯元のオリジナリティ溢れるデザインは、現代の若い世代でも歴史のある焼き物を手に取りやすいと評判である。
    THE RAIL KITCHEN CHIKUGOの車内で提供する料理の取り皿として使用しているプレートは、化粧土を塗る前に飛び鉋を施すことで、さりげない模様で伝統的な技術を垣間見ることができる。

    ※小石原焼は、飛び鉋や刷毛目といった模様が特徴の陶器。経済産業大臣が指定する福岡県の伝統的工芸品

    ヤマチク
    1963年創業、大牟田市からほど近い南関町にある。竹の有効利用として、良質な箸づくりにこだわっている。海外製の安い箸が多くなる中、国内での竹にまつわる仕事を持続可能なものにしていくため、良質な材料を仕入れて高品質な箸にし、作り手と買い手双方が納得の価格で流通させるという循環を目指す。
    THE RAIL KITCHEN CHIKUGOの車内で使用する箸は、八女市産の竹を使ったもの。竹の伐採から始め、長い竹を切り削って丁寧に作られた箸には、筑後の温かみを感じることができる。
    宝印薄板工場
    八女市星野村で全国的にも珍しい経木薄板を専門に製造している工場。経木薄板とは、赤松が主な原材料で角材を薄くスライスして数日乾燥させたもので、殺菌・通気・吸湿性に優れた天然の包材として広く使用されてきた。かつては九州にも工場が多く、盛んに製造されていたが、プラスチック製品の広まりや職人の高齢化などにより減少。
    THE RAIL KITCHEN CHIKUGOでは、1枚1枚丁寧に仕上げられた経木薄板を、列車で提供するアミューズで使用。現在の生活スタイルの中でおしゃれな新しい使い方を提案している。